―ｍｅｓｓａｇｅ―　赤ちゃんを空へ見送った天使ママへ

本当に本当にお辛い思いをされましたね。
その後、お体の調子はいかがですか？

今は無理をせず、ゆっくり、こころと体を休めてほしいと思います。

流産から間もない方も、時間が経った方も、
赤ちゃんのことを思い出しては涙が出る。
それは変わらないと思います。

小さな小さな赤ちゃんも、あなたの大事な大事な宝物。

姿を見ることができなくても、
この腕に抱くことができなくても、
何物にも代えることができない、大切な命です。

その大切なものを失ったのです。

辛くて当たり前。
悲しくて当たり前。
苦しくて当たり前。

心ゆくまで泣いてください。
辛いときは「ツライ」と、声をあげて泣いてください。
赤ちゃんを偲んで、涙を流して泣いてあげてください。

泣いていいんです。

空へ帰ろうとする我が子を、きちんと見送ることができたんです。
母親として、務めを全うされたんですよね。
あとは精一杯、泣いていいんですよ。


人はよく「自分を責めるな」と言いますが、
自分を責めない母親はいません。

どんなに仕方のないことだと分かっていても、
やっぱり自分を責めるのが母親なんです。

そんな自分に、誇りを持ってほしいと思います。



空に帰った赤ちゃんは、何かを忘れてきたのです。
その忘れ物は、体の一部かもしれないし、こころの一部かもしれない。
大切な何かを探しに帰ったのです。

忘れ物が見つかったら、きっと、いえ、絶対、
あなたの元へ帰ってきてくれます。


空へ帰ったあの子のお母さんは、あなただけなんですから。

あの子が戻る場所は、あなたのところだけなんですから。